【大谷石製ガスピザ窯】SAZIO-サジオ-
about
ガス式大谷石ピザ窯サジオ。SAI(サイ)よりも一回り大きな調理空間と高火力を実現しました。ピザであれば直径26cmまで対応し、大人数のパーティーでも大活躍です。便利なガス火タイプで、その構造と大谷石の遠赤外線により簡単に美味しく食材を焼き上げます。「毎日使える石窯」をコンセプトに誕生したGFシリーズは、「毎日使いたくなる」魅力的な性能を秘めた石窯です。
※SAIに比べSAZIOの蓋は重いので、2名での調理がおすすめです。
※SAIに比べSAZIOの蓋は重いので、2名での調理がおすすめです。
※注意
排気口を含め、一部高温になりますので、ヤケドにご注意ください。また、強風時の使用はお控えいただくとともに、
火およびガス缶の取り扱いにお気を付けください。OD(アウトドア)缶を使用しますので、換気の良い屋外に設置してください。出荷前にガスユニットの着火テストをしますので、わずかに使用感が出ることがあります。品質向上のための改良やユニット規格変更により、写真と仕様が異なることがあります。data
- 名称/型番 SAZIO(サジオ)/OPO-GSZ
- サイズ(cm)/重量 H34×W40×D40(取手除く)/50kg
- 調理可能サイズ ~26cm(直径)
- 付属品 本体/煙突/五徳/ピザリフター
- 使用燃料 ガス
- 価格 98,000円(税別)
- ご注文/配送/お問合せ 電話:028-652-0172
※サイズ、重量には誤差があります。
焼き網/プレート掴みトング
蓋置き/スモークカップ
ガスユニット一式(燃料缶は付きません)
FAX:028-652-0192
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受注生産品のため、詳しい納期はお問い合わせください。
KANEHONのGFシリーズ
簡単準備で気軽に使えます。 薪を使って本格的に石窯と向き合うのは、少しハードルが高いと感じる方や、もっと日常的に石窯を使いたい方にはGF(gas flame)石窯がおすすめです。特別な技術や体力は必要なく、OD(アウトドア)缶があれば誰でも本格石窯ピザを楽しめます。
煙やニオイがほとんど出ません。 ガスの炎を使用することにより煙やニオイはほとんどありませんので、周囲や服装などを気にせず使えます。
省スペース設計で場所を取りません。 屋外であれば、ベランダやテラス、バルコニーなどどこにでも設置できるコンパクト設計。
低コストで美味しい調理が可能。 本来大谷石窯は蓄熱性が高く少ない薪で長時間高温を保てますが、ガスの熱を無駄なく利用することで、より低コストでの調理が可能です。もちろんガス火であっても大谷石からは遠赤外線が放出され、美味しく焼き上がります。
食べたいときにすぐ使えて片付けも簡単。 石窯は家庭の電子オーブンに比べて短時間調理が可能ですが、薪の準備や空焚き(予熱)をする時間が必要です。それもアウトドアの醍醐味ではありますが、イベント的にだけではなく日常的に使用するには僅かな時間で準備ができるガスタイプが非常に便利です。いつもの食卓に本格ピザや美味しいトーストを焼くことも可能です。ガスは消火や火力の調整が簡単で、残り火の後始末も必要ありません。また、大谷石は断熱性が非常に高く、窯外部は高温になりにくい素材です。ガス器具とガス缶の取り扱いに注意すれば安全に使用できます。
組み立て方
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※注意
GFシリーズは非常にコンパクトな石窯で容易に移動することができますが、基本的に据え置きでご使用ください。使用中高温になる部分がありますので、壁などから十分に離して設置してください。雨避けのある屋外への設置が理想的です。- 設置場所(屋外)を決めたら①②③を水平に設置します。
- ガスユニットを取り付けます。取り付け方は「使い方」をご覧ください。
- 番号の順に積み重ねていきます。
- 最後に蓋部材の中央に煙突をはめ込んで完成です。 ※煙突部材が無いと調理ができませんので、必ずセットしてください。 ※雨の当たる可能性がある場所へ設置するときは、使用後にガスユニットも外して別途保管してください。
ガス缶の選び方と注意
OD缶について
GFシリーズの燃料には市販のOD(アウトドア)缶を使います。OD缶は一般のCB(カセットボンベ)缶に比べて高火力で火力が安定しやすいのが特徴です。OD缶にはメーカーやサイズ以外に充填ガスにも種類があり、ノーマルガス缶とハイパワーガス缶の2種類が各メーカーから販売されています。ガス缶を使用すると缶が冷たくなります。これは液体充填されたガスが気化して噴出される際に生じた気化熱によるものです。ガスの種類によって気化温度が異なり、ガス缶の温度が気化温度に近づくと「ドロップダウン」という出力の低下が起きます。これは単純に気温だけではなく、気化熱で低下したガス缶自体の温度も影響します。ハイパワーガス缶にはイソブタンやプロパンなどの、気化温度の低いガスが多めに充填されており、低温でも高出力を維持しやすい寒冷地仕様となっています。
- 夏季や温かい季節の利用であればノーマルガスのOD缶、冬季や涼しい季節の利用であればハイパワーガスのOD缶をご用意ください。
- 火入れや予熱、高火力を必要としない調理には安価なカセットボンベ缶も使用できます。
- GFシリーズには「ブースタースペース」があり、冬季の使用時に使用中のOD缶を入れておくと「ドロップダウン」対策になります。
※注意
- 温度が上がりすぎると爆発の恐れがありますので、冬季の低温時以外はブースタースペースを使用しないでください。ガス噴出時以外は絶対に缶を入れないでください。窯取り付け部分と缶取り付け部分が接触しないようにご使用ください。使用するときは缶の温度をこまめに確認してください。トールサイズの缶は入りません。
- 使用中や高温状態の窯にガス缶を乗せたり、接触させないでください。
- OD缶の使用については缶の注意書きに従い安全にご使用ください。夏季の直射日光下や高温の地面への放置にもご注意ください。使用後は必ずガスユニットからガス缶を外し、高温多湿を避けて安全に保管してください。


使い方
- 必ず使用前にガスユニットに破損個所や痛み、ガス漏れがないか点検をし、本体にセットします。
- 使用前に空焚きをして窯を温めます(特に初回使用時は水分を多く含みますので、念入りに時間をかけた「火入れ」が必要です)。
- 焼き床プレートにピザを乗せ蓋をします。
- 焼き上がり。
- 使用後はガス缶を外して安全に保管してください。大谷石は保温性が高いので消火後も高温の状態が長時間続きます。窯外部にもお気を付けください。急激に冷やすと破損する可能性がありますので、ホースなどで大量の水を直接かけないでください。

調整バルブ㋑を閉め、㋐を開いた状態にして画像B、Cのように設置していきます。
※注意
点検作業は屋外の火気のないところで定期的におこなってください。異常がある場合は使用を中止し、販売店へお問い合わせください。
※注意
着火は蓋と焼き床プレートを外した状態で行ってください。窯内にガスが充満した状態での着火は大変危険です。着火はロングライターなどで慎重におこなってください。燃焼中は必ず焼き床プレートを入れた状態で蓋をしてください(蓋パーツの劣化を防ぐため)。風がある時は火が消えて危険ですので使用できません。燃焼中は排気口と給気口を塞がないように気を付けてください(炉内の酸素が足りなくなり火が消えて危険です)。

※注意
小さなお子様などがのぞき込んだり近づいたりしないように十分注意してください。落とし込んだ煙突下部と食材が接触しないようにしてください。排気ができなくなると火が消えて大変危険です(焼き床内は煙突部分が最も低いので厚みのある食材は周囲にずらして調理してください)。稀にチーズなどが熱膨張して煙突を塞いでしまうことがありますので調理中は注意してください。煙突部からは高温の排気が出ていますので、顔や手を近づけ過ぎないようにしてください。
スモークカップ付き

GFオリジナル ドーナツ型熱対流
燃焼室でつくられた熱は360°全方向から焼き床を温め、食材を上下から効率よく加熱調理します。特別なテクニックや焦げ過ぎを気にする必要はほとんどなく上手に焼き上げます。
また、大谷石は石窯の材料として最も理想的な素材のひとつです。大谷石を用いることで高い断熱性、保温性、蓄熱性を 利用でき、遠赤外線効果で食材を中まで美味しく調理します。
また、大谷石は石窯の材料として最も理想的な素材のひとつです。大谷石を用いることで高い断熱性、保温性、蓄熱性を 利用でき、遠赤外線効果で食材を中まで美味しく調理します。

大谷石製品について
変色
加工直後の大谷石は水分を多く含み青白い色をしていますが、乾燥して空気と触れることで変色します。特にミソ(模様部分)は黒色から茶色に変わり、全体的にベージュ系の落ち着いた色味になります。ミソ
大谷石にはミソと呼ばれる模様部分があります。ミソは他の箇所と比べて柔らかく経年とともに一部欠落していきますが、全体の強度と製品性能には問題ありません。クラック(ひび割れ)
耐火耐熱性に非常に優れる大谷石ではありますが、他のコンクリートや耐火レンガと同様に急激な加熱によりクラック(ひび割れ)がはいることがあります。特に石窯製品の最初の「火入れ」の際に起きやすい現象で、大谷石に限らず石窯を高温で使用する上で避け難いものです。パーツが完全に分断しなければ問題なく使用が可能です。消耗パーツ
衝撃や高温、経年などにより消耗、破損したパーツは単品販売いたしますのでお問合せください。長くお使いいただくために
高温で使用した大谷石の性能に変化はありませんが、熱膨張やクラックにより強度が著しく低下する場合があります。石窯商品(WF、GFシリーズ)は小型タイプであってもなるべく据え置きでご使用ください。止むを得ず分解、移動する場合は破損部品の落下によるケガなどに十分お気を付けください。